肌に何らかの問題がある場合だけでなく美観の向上も取り扱うクリニックを美容皮膚科といい、純粋な美容目的の場合基本的には自由診療です。メスを使用しない治療がメインで取扱い内容は幅広く、ニキビやほくろの除去などから永久脱毛などさまざまな肌悩みに対応できるのが特徴です。イオン導入や有効成分の注入による治療は従来より行われていましたが、美容皮膚科の治療内容が多様化した一因はレーザーやフォトフェイシャルなど光による施術です。薬剤を注入したり、切開する必要がないので安全性が高い上、本来の肌悩みの改善に加え、照射処理による熱の力で内部の細胞の新陳代謝が活性化され、トータル的に美しくなれる点です。
また応用範囲が広く、波長を変えたり炭酸などをマシンに取り入れることで細胞の入れ替えを促し、しみやたるみなど老化に伴っておきる問題を効果的に改善できます。またラジオ波を応用したマシンはさらに即効性があり、高周波にすれば体内の水分を振動させることで温熱効果が得られる結果、皮膚の再生機能を活発にすることができ、中、低周波では筋肉を微細な刺激を与える事で脂肪の溶解やリフトアップ、小顔など美顔に役立ちます。自己治癒力を利用するので仕上がりが不自然になることもありません。ボトックスやゴールデンリフトなど注射器だけですむ治療も人気ですが、美容皮膚科では実際の施術や薬の処方に加え、日常的なスキンケアに関してのアドバイスも行います。